新茶前線、阪神で北上!
夏も近づく八十八夜・・・立春から数えて88日目の八十八夜は、春から夏へと季節が移ろう時。待ちかねた、嬉しい新茶の季節の到来です。八十八夜に摘まれたお茶を飲むと長生きできるといわれる縁起物。むせかえるような青い香りと爽やかな味わい、美しい水色を愛でながら、楽しい新茶談義とまいりましょうか。
「おいしい新茶まつり」
4月下旬から新茶前線の北上に沿って、阪神食品館には、鹿児島の知覧茶、佐賀の嬉野茶、福岡の八女茶、京都の宇治茶、三重の伊勢茶、静岡の静岡茶が続々と登場!
(1)静岡茶(静岡県)
緑茶の生産量は全国一。川根茶、本山茶、天竜茶など山間地の銘茶に、掛川や牧之原周辺では深蒸し茶など、その種類も豊富。
(2)伊勢茶(三重県)
緑茶の生産量は全国第3位。産地は県下に広がり、各地の特色を生かし、バラエティーに富んでおり、日光を遮る製法「かぶせ茶」の生産がさかん。コクのある味わいが特徴。
(3)宇治茶(京都府)
日本茶の基礎とされている宇治茶。伝統の宇治製法で仕上げるお茶は、爽やかですっきりとした味わいに、まろやかで豊かな風味が特徴。
(4)八女茶(福岡県)
高級茶の産地として知られ、玉露の生産量は全国一。苦みと渋みが少なく、濃厚で甘みの強い味わいが特徴。
(5)嬉野茶(佐賀県)
ほとんどが中国茶と同様に釜で炒る、釜炒りの玉緑茶として生産されています。特有の煎じ香があり、野趣漂う味わいに、爽やかな後口。
(6)知覧茶(鹿児島県)
南国の光を浴びた、爽やかな香りと味わいが特徴。鹿児島県全体で緑茶の生産量は全国第2位。「走り新茶」として他の産地より20日ほど早く出荷されます。
※天候や収穫の状況により、入荷時期が前後する場合がございます。