今夜も楽しみ、“鶏の部位小鍋”。
鍋の声が聞こえてくるこの時節。冷蔵庫には2リットル容器に入った一番出汁を常備。こうしておくと、仕事帰りの腹ペコ状況での帰宅後、すぐに鍋が楽しめます。
この“即鍋”のおすすめは『鶏の部位小鍋』。一番出汁を小鍋に入れ、日本酒、みりん、淡口醤油、塩で味を調え火にかけ、ひと煮立ちしたら、鶏の骨付きもも肉、背肝、ハツなどを入れます。
合わせるのはせりともめん豆腐。人肌燗の日本酒でいただくと、あっさり出汁と鶏のコクが相まって、しみじみおいしい。
ここに最近凝っているのが、「合鴨団子」。合鴨ミンチにみじん切り玉ねぎ、卵黄、飛騨山椒、塩、片栗粉を混ぜたネタを、スプーンですくって入れます。絶品。
シメには中華そばで。私の至福の時間です。
(阪神百貨店フードアドバイザー/北野智子>
【バリエーション例】
玉ひも小鍋
一番出汁に日本酒、濃口醤油、みりん、砂糖でスープすき焼き風に。
糸こんにゃく、焼き豆腐、ささがきごぼうと一緒に。
手羽先コンソメ小鍋
一番出汁に日本酒とコンソメがベース。
白胡椒と塩で味を調え、薄切り大根、キャベツなどとどうぞ。
骨付きもも肉(100g)
189円、背肝(100g)
168円、
ハツ(100g)
147円、合鴨つくね(100g)
294円、
玉ひも(100g)
63円、手羽先(100g)
84円
◎鳥鹿
※表示価格は、消費税を含んだ税込価格です。