昔から「端午の節句」には、菖蒲を軒先にかけたり、菖蒲酒(あやめ酒とも)にして飲んだり、菖蒲湯に入ったりして邪気を祓ったとされています。行事菓子の柏餅、粽(ちまき)、子どもの日ケーキやお寿司、お弁当などいろいろご用意しています。
菖蒲湯のススメ
菖蒲の葉や根を刻んでお湯に入れることは、平安時代からあったようで、入浴すると邪気を祓い、一年間健康でいられるとか。江戸時代になると、芭蕉の弟子・宝井其角が「銭湯を沼になしたる菖蒲かな」と詠んでいるように、庶民も菖蒲湯に入っていたようです。五月は香気あふれる「菖蒲湯」につかって、初夏の汗をさっぱりと流してみてはいかが。
◎和菓子
柏の葉の香りも清々しい行事菓子、柏餅。新芽が出てから古い葉を落とす柏の葉には、家系が絶えないという縁起が込められています。
鶴屋八幡の柏餅は、寒ざらし皮でこし餡を包んだ上品な味に仕上がっています。
鶴屋八幡
柏餅(1個)
税込263円
【1日(土)→5日(水・祝)】
米粉を使用したもっちりとした生地に上品な甘さのこし餡を包んだかしわ餅です。
鼓月 かしわ餅(1個)
税込840円
【5日(水・祝)まで】
粽は中国から伝来し、疫病を祓う意味が込められているそうです。もっちりとした外郎(ういろう)と、小倉餡の2種類をご用意。
鶴屋吉信
外郎粽(3本入)
税込1,050円
小倉粽(3本入)
税込1,155円
【1日(土)→5日(水・祝)】