今日は何の日

「秋鯖のきずし」と「ひやおろし」
何か食べ物を食べる時、
必ず脳裏に“或るシーン”が浮かぶって、ありますか？
私は好物の鯖のきずしを食べる時、必ず登場するのが、京都のとある名居酒屋の古びた白木カウンターで、しっぽりと名物のきずしと冷や酒を味わっているシーン。
家で食べてもよその店で食べても、必ずその場面が出てきます。
だから、きずしを食べる時は、ずんぐりとした土物のとっくりに入った冷や酒が隣にないと落ち着かず、ごくたまに家の日本酒が切れている時は、ぼやきながらきずしをつつくので、「鯖に悪いなあ」などと反省しています。
〈阪神百貨店フードアドバイザー／北野智子〉


さて日本酒党お待ちかねのひやおろしの登場です！
バイヤーおすすめの1本は、秋鯖のきずしの友にもばっちり。
米作りから酒造まで一貫造りの秋鹿。
ほんのり熟成香が沸き、キリッとした旨みが喉を潤します。
（1）秋鹿 ひやおろし 純米吟醸（1.8リットル）　税込2,835円
【15日（木）から】
◎和洋酒

魚屋さんが作る、旬魚・秋鯖のコク味が美味な自家製きずしです。
（2）鯖きずし（1枚）　税込630円
◎鮮魚